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最近、LINEモバイルの成分多め

iPhoneやandoroidの保護ケースについて、素材別に元化学屋がまとめてみた

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こんにちは!!

 

 巷で溢れているスマートフォンのケース、同じプラスチック素材でも硬いやつがあったり、柔らかいケースだったり色んな種類がありますよね。あれって実は硬いケースでも素材がいくつかあって、柔らかい方ももちろんいくつか種類があるんです。 

 今回は、それらのケースについてどんな素材から出来ていて、それぞれの素材がどんな弱点を持っているのかを、元化学屋がまとめてみました。

 

ウレタン(TPU:熱可塑性ウレタンエラストマー)素材

  ヒドロキシル基とイソシアネート基というウレタン結合を元にした素材。世の中にはウレタンというのはたくさん使われていて、たとえば車のシートのスポンジや、家の断熱材なんかにも使われています。

 おそらく、スマホのケースに使われているウレタンは、柔らかさを出すために、柔らかさを出すための成分(おそらく長鎖の脂肪酸)を、分子構造内に組み込んだウレタンエラストマーが中心と考えられます。

 

シリコーン素材

iBUFFALO iPhone6s / iPhone6 シリコンケース 保護フィルム付 ブラック BSIP14CSBK

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  最近家庭内でよく見られるようになってきたシリコーンを用いた調理器具。あれと全く同じ素材を使っているのが、このシリコーンゴム素材のケースです。シリコーンはシロキサン結合と呼ばれる、実はガラスに良く似た構造を作ります。その特徴は、柔らかさ、耐熱性、そして撥水性(防汚性)

 調理器具をイメージしてもらうと分かりやすいと思いますが、凄く熱せられても溶けることもないですよね。さらに、水で濡らしても水玉が表面を走るような感じになります。

 また、ウレタン素材と違って、非常に安定な素材なので変色の可能性も低くなっています。ウレタンと、シリコーンで気に入った二種類があるなら、シリコーン素材を選ぶ方が長く使えますよ。

 

ポリカーボネート樹脂 

  硬質ハードケースの代表選手である「ポリカーボネート」。カーボネート結合と呼ばれる、工業的にはビスフェノールAと、ホスゲンから作られる素材。その特徴は、透明性と、耐衝撃性透明性の観点から車のヘッドライトに使われたりしていますし、耐衝撃性の観点から、警察の盾なんかにも使われているみたいです。

 ポリカーボネートは耐熱性が比較的高いため、普通に使う分にはオーバースペックなくらいの素材。やっぱり、スマホを衝撃から守るという観点で、その耐衝撃性が買われているのでしょう。

 ただし弱点は光による劣化。車のヘッドライトが曇っているのを見たことがあるでしょうか。あれは、ポリカーボネートが光劣化して、くすんできているのです。スマホを外に置きっぱなしというのは、状況的には考えにくいですが、めちゃくちゃお気に入りのケースの予備を買っているなら、光の当たらないところに保管しておきましょう。

 

アクリル樹脂

 加工性の観点から使われることの多いアクリル。その魅力は、透明性とその加工性です。ポリカーボネートは、ケースを作るときに樹脂を300~330くらいまで熱して、成形を行い、冷やすことで固めます。

 一方で、アクリルは常温で2つの液体を混ぜて、型に流し込んで反応させるという仕組みなので、常温での取り扱いとなるため、ケース内へのデコレーションが簡単です。押し花をケースの中に入れたスマートフォンのケースなんかは、ほとんどこの手法で作っているんじゃないかなぁと思います。

 アクリルの弱点は、ポリカーボネートと違い、比較的耐衝撃性に弱いこと。比較的、簡単に割れてしまうので要注意です。

 

まとめ

 簡単に4つの素材について、どんな特徴があるのかをまとめてみました。iPhoneのケースって色々あるから面白いです。

 単一素材のものもあれば、ポリカーボネートとウレタンの組み合わせ素材のやつもあるし・・・。ちゃんと知った上で素材の観点から、アマゾンの商品をウィンドウショッピングしているだけでも楽しいですよ